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ママでも美容師ができる新しい働き方!「訪問美容」で育児と美容師を両立しよう!

2020.02.20

育児・美容師両立記事_アイキャッチ

訪問美容サービス「GO!CHOKI(ゴーチョキ)」です。

 

現在、「美容師として復帰したいけど、育児との両立が難しい。」

そんなお悩みを持っている女性美容師の方が、増えてきていると聞きます。

 

実際、育児と美容師を両立するのは難しく、両立するためには、以下の4つの壁を乗り越える必要があります。

  • ・働いている間、子供を見てくれる保育施設を探さないといけない
  • ・多少なりともブランクがあり、スキル面で心配がある
  • ・扶養に入っており、収入に上限がある
  • ・育児に多く時間を割きたい

 

多くの女性美容師の方が、「これらを全てクリアして美容師として働くことは、難しいんじゃないか…」と感じ、美容師復帰を諦めてしまうようです。

 

そこで今回は、育児をしながら美容師を始める方法について紹介いたします。

「仕事」と「育児」、どちらに比重を置くかで、どちらを選ぶかが変わってきますので、検討中の方は、是非参考にしてみてください。

育児中に美容師に復帰する方法は大きく分けて2種類!

育児中に美容師に復帰する方法は大きく分けて以下の2つがあります。

  • 1.「時間や仕組みの融通の利くサロン」を探す
  • 2.「訪問美容」を始める

 

この2つの方法について、どのようなメリット・デメリットがあるのかを見ていきましょう。

【1】「時間や仕組みの融通の利くサロン」を探す

育児_サロン勤務_イメージ画像

最近では、育児と美容師を両立したい女性美容師のために、時短勤務の仕組み作りや託児施設付き美容室の設置など、業界全体で様々な取り組みを行っている傾向にあるようです。

育児と両立したい人に対して、受け入れ態勢がしっかり整っているサロンが近所にあれば、そこで美容師復帰するのが良いでしょう。

収入面でも比較的安定しており、稼ぎたい方にはオススメの選択肢です。

 

◆サロンで美容師復帰するメリット:同じ働き方の美容師が多い

 

サロンで美容師復帰するメリットとして、「同じ働き方をしている女性美容師が多いこと」が挙げられます。

境遇が同じ女性スタッフが働いている事から、美容師としてだけでなく、ママとしての先輩や知人が増えることも、通常のサロンとは違う魅力ですね。

 

仕事上の悩みだけでなく、育児でも相談できる知人が多くできることもあり、精神面での支えにもなることが、サロンで美容師として復帰するメリットです。

ただし、サロンによって育児中の女性美容師の数も異なりますので、気になる場合は事前に確認しておく必要があります。

 

◆サロンで美容師復帰するデメリット:育児を優先するのが難しい

 

一方で、サロンで働くと、「育児を優先しにくい」というデメリットもあります。

サロンによっては土日の休暇が取りにくかったりすることも多いので、プライベートとの両立も難しいです。

 

時短での勤務が可能とはいえ、お客様からの指名などがあった場合には、「この時間だけ入って欲しい」「この日の勤務時間を少し伸ばしてほしい」となる可能性もあります。

お客様主体になることで、どうしても育児が優先しにくくなってしまう可能性が高く、プライベートを優先したい方にとっては、ネックになってしまいます。

【2】「訪問美容」を始める

訪問美容_イメージ

訪問美容で、美容師として働く上でのメリットは、育児との両立が出来ること以外にも多くのものがあります。

 

本記事では、以下のメリットについて紹介いたします。

  • 1.ママ友が出来る可能性がある
  • 2.働く日だけでなく休日も自分で決められる
  • 3.育児の時間だけでなく家族との時間が増える

 

また、メリットだけでなく、訪問美容を始めるうえでのサロンとの違いやデメリットについてもまとめてみましたので、参考にしてみてください。

 

◆訪問美容のメリットその1:ママ友ができる可能性がある

 

サロンで美容師復帰するメリットにもありましたが、一方で訪問美容でもママ友が出来る可能性があります。

訪問美容というと高齢者や障がいを持っている方だけが利用していると思われている方もいるかと思います。

しかし、最近では妊娠中で外出が困難な方が訪問美容を利用するケースも増えてきており、妊娠・育児経験のある女性美容師が喜ばれることもあります。

 

◆訪問美容のメリットその2:休日を自分で決められるので、育児を優先しやすい

 

予約を取って訪問するやり方なので、訪問する日程なども、お客様とのやり取りの中である程度決めることが出来ます。

「どうしてもこの日は難しい」「この期間は少し休みが欲しい」といった場合にも融通が利くので、育児を優先したい方に、訪問美容はオススメです。

 

また、サロン勤務では難しい連休の調整などもできるので、育児との両立がしやすいというメリットがあります。

 

◆訪問美容のメリットその3:育児の時間だけでなく家族との時間も増える

 

上記のように、プライベートを優先して働くことが出来るので、サロン勤務ではなかなかとれない「家族との時間」を増やすことが出来ます。

他にも家事や買い物の時間も増えるので、1日のスケジュールを無理に組む必要もなくなり、プライベートとの両立も楽になります。

 

出来る限り育児と美容師の両立をする上での負担を減らしながら、美容師業を続けられるので、長期間にわたるブランクを作りたくない方に、訪問美容はオススメです。

 

◆「サロン勤務より稼ぎにくく」「全て自分でやらないといけない」ことがデメリット

 

訪問美容は、プライベートとの両立がしやすいメリットがありますが、通常のサロンに比べて少し稼ぎにくいというデメリットがあります。

 

個人宅への訪問であれば、移動時間などを考える必要があるので、多くても1日で3軒訪問できれば、効率よく回れた方でしょう。

1人あたりの料金が5千円だとすると、1日に稼げる額は1万5千円程となります。

 

一方で、介護施設などの訪問であれば、一気に何人もヘアカットをするため、個人のお宅への訪問をした時に比べ、料金も割安であることが多いです。

例えば10人のヘアカットをしたとして、1人あたりの料金が2千~3千円だった場合、1日で得られるお金は2万~3万円程となります。

毎日続くわけではないので、サロンに比べると少し不安定な収入となるでしょう。

 

しかし、育児中の女性であれば、扶養(配偶者控除)に入っていることも考えられますので、収入額に制限がある中で、美容師として復帰することが可能です。

 

更に、準備や訪問先への営業なども自分で行う必要があります。

 

例えば準備面では、移動式シャンプー台や集客ツールなどを買い揃える必要があります。

クオリティや使いやすさを重視して、高い道具を使う人もいますが、安いものでも代用できるので、初期投資のハードルもそこまで高くはありません。

訪問先では、個人・施設関係なく、次回以降のヘアカットをどうするか、こちらから提案を行っていく必要があります。

特に施設の場合ですと、正式な契約手続きを交わせば定期的な訪問が出来るようになるので、積極的に提案していきたいところですね。

 

個人宅への訪問の場合にも、例えば「次はいつにしましょうか?」「毎月のこの日時はどうでしょうか?」など、次回の訪問日程をあらかじめ決めておくといいでしょう。

 

◆訪問美容には、自由さがあるからこそのデメリットがある

 

以上、訪問美容のメリット・デメリットを紹介しました。

自分で全て決められる分、プライベートとの両立がとてもやりやすい事が訪問美容の良さと言えますが、自分で全て決めるということは、自分で全てやらなければなりません。

 

少し、ハードルが高いと感じるかもしれませんが、受け入れ態勢の整ったサロンが近くになく、働いている間、お子様の様子が心配な方であれば、訪問美容は美容師として復帰する上で最適な方法であるといえるでしょう。

まとめ:育児を第一に考えるなら、訪問美容は最良の選択肢

今回、育児と両立できる美容師に復帰出来る方法として「サロンで働く方法」と「訪問美容を始める方法」の2つを紹介しました。

 

最近では、サロンで働く育児中の女性美容師も増えてきていますが、まだまだ地方での受け入れ態勢は整っていない場合が多く、プライベートとの両立が難しいです。

訪問美容であれば、美容師免許と最低限の道具さえあれば気軽に始めることができます(※自治体によって訪問美容開始申請の要不要があります)。

 

可能な限り育児優先で働きたい方や、出来る限りブランクを作りたくない方は訪問美容を始めてみてはいかがでしょうか?

 

GO!CHOKI(ゴーチョキ)では、訪問美容に関するお役立ち情報を公開しています。

訪問美容を始めるうえで、必要な知識が気になる方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

美容師業は「訪問美容」の時代へ|訪問美容って何?始めるために知っておくべきこととは