みんなが美容院に行けない理由を徹底調査!在宅でカットが受けられる訪問美容についても解説
コロナをはじめとする様々な要因で「しばらく美容院に通えていない」という方は、意外と少なくありません。
この記事では何らかの原因で「美容室に行けない」という皆さんの声に焦点をあて、その本音を探ってみました。
《記事を読んでわかる内容》
・ユーザー別、美容室に行けない理由とは?
・長期で美容室に行けない場合の対処法は?
・家に美容師がやってくる「訪問美容サービス」とは?
Contents
「美容院に行けない」理由とは?ネットの声を調査してみた
調べてみると、巷には様々な理由で「長らく美容室へ行けていない」という方が数多くいらっしゃることがわかりました。なぜ美容院に足を運べていないのか、それぞれの背景を見ていきましょう。
1.コロナ感染が恐くて行けない
いつも行ってた美容院に行きたいけど、ちょっと遠くてコロナ多い所だし、お子もそうだけどGWに旦那の実家行くから、高齢のじいちゃんばあちゃんに万が一ウイルス持っていったらとか思うとビビって行けないな、、、。
日曜日、美容院を予約していたのですが、近所ではなく、人が集まる場所の美容院でしたので、泣く泣くキャンセルしました。不要不急の外出は自粛ですし、美容院に行けば必ずわかるので、月曜日、職場に行って咎められる可能性もあるかなと思いました。(特に私は教師なので、同僚だけでなく、保護者、生徒の目もあります。)
埼玉県に住んでます。2ヶ月に1回くらいのペースで行っている美容院が東京の原宿にあるのですが、現在、コロナウイルスが怖いので、行こうか迷っています。。
2022年現在、まだまだ多く見られるのが「コロナウイルスの感染が恐くて美容院に行けない」という声です。施術中は美容師さんとの距離も近く、マスクを着用できないサロンもあるため警戒されるケースが多いのかもしれません。
とくに行きつけのサロンが都市部や繁華街にある方は、恐いので来店を控えたいという方が多く見られました。
2.育児に追われて行けない
髪の毛パサパサや💦
美容院に3ヶ月以上行けてない。子ども小さいし、連れていくのも可哀想やし、コロナも怖いし💦
小さい子供がいる主婦です。なかなか美容院に行けません。
横や後ろは何とかなるんですけど、前髪だけは我慢できなくて…
少し伸びて来たら斜め分けにしてますが、さすがに2ヶ月以上経つともうどうにもならないんです。
でも赤ちゃんがいると、ほんとに行けないんですよ…何か良い技はないでしょうか?
「小さな子どもさんがいるため、美容院に行きづらい」というママさんの声も数多く見られました。とくにカラーやパーマなど時間のかかる施術は、長時間子どもを預けておく必要があるため躊躇われる方が少なくないようです。
旦那さんや実家に預けるのが難しいママさんの中には「子連れ可能な美容室を探す」「保育園にお願いして一時的に預かってもらう」といった方もいらっしゃいました。
3.美容師と会話したくなくて行けない
美容院が苦手です。なんなら歯医者よりも行きたくないくらいです。理由はあまりよく知らない人と話すのが苦手だからです。話しかけないでとも言えないですし、話しかけられて無視するのもなと思ってしまいます。
私はあまり自分の事や他の事を話すのが苦手です。
目の前に置かれた雑誌を読んでるフリなどしていますが「いま何のお仕事してるんですかー?」「〜ですよねー?」などと質問攻めにあいます。
スマホをいじろうにも、後ろから丸見えになってしまうので、できません。黙って髪を切ってもらいたいのですが…
年に2回ぐらいしか美容院には行きたくないほど、会話が苦手です。
親しくない人と会話したり質問攻めにあったりが恐くて、美容院に行きたくないという方も少なくありません。本来はサロンでプロの施術が受けたいものの、コミュニケーションが苦痛すぎて「自宅でセルフカットやカラーをしている」という声も多く見られました。
「会話が本当に苦手」な方は、予約時の備考欄や来店時のアンケートなどに「施術中は会話を控えたい」旨を書いておくと良いかもしれません。
4.家族の看病や介護で行けない
美容院なかなか行けないよね😥
母の介護はじまってから予約無しのカット✂️だけとかしか行けない😭
常に時間気にしてる💦
もうつかれた…美容院にも、映画にも、温泉にも行けない。
毎日家と病院の往復だけ。
介護ってしんどい。
ご家族の介護や看病で、長時間自宅を空けることができず、美容院に行けないという方もいらっしゃいます。
とくに要介護度の高い方や認知症のご家族であれば、介護への負担も大きく自身のプライベートな時間はほぼ作れないという方も少なくありません。
5.パニック障害で行けない
パニック障害なのですが、美容院が怖くてたまりません。パニック障害になり初めて美容院に行こうと思うのですが、発作がでないか考えただけでも怖いです。
行く前に薬を飲んでリラックス心掛けて行くつもりなのですが…。
パニック障害で、美容院が怖いです。気持ち悪くなってきたらどうしよう…というのが、頭から抜けません。美容師の方に「パニック障害あります」と言った方が良いのでしょうか?
この間もカチコチに固まってガタガタ震えてたら、不審そうに見られました。
パニック障害による急な発作が恐くて、美容室に行けなくなってしまったという方も数多くいらっしゃいます。
パニック障害とは突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作が起こり、それが原因で日常生活に大きな支障が出ている状態を指します。
美容室をはじめ映画館や電車の中など、閉鎖的で「逃げられない環境」に恐怖を感じ、利用できなくなるといった方が多く見られます。
調査の結果として
・コロナウイルスの感染防止
・育児や親の介護
・美容室の空間や美容師が苦手
・心の病気
など千差万別の背景から、長い間サロンへ足を運べていない人がいらっしゃることがわかりました。
美容室にしばらく行けない人の対処方法は?
美容室に長い間、足を運べていない皆さんは、一体どのような方法でその期間を乗り切っているのでしょうか。対処方法について見ていきましょう。
1.セルフカット・カラーをする
コロナ禍始まってから髪はセルフカットなんけど過去最高の出来なので自慢したい今日この頃 pic.twitter.com/yqUh70dgwA
— ななえ(37) (@nana_hirame) May 18, 2021
長期自粛にともなって「自分でカットやカラーをするようになった」という声が非常に多く見られました。
最近ではYouTube等で「セルフカットの方法」や「おすすめのカラー剤」を紹介する動画も豊富にあがっているため、参考にされている方も多いかもしれません。
2.髪をくくるなどヘアセットでカバーする
「傷んだ毛先が気になる」「伸びた髪が邪魔」という女性の中には、ヘアセットでうまく隠されている方も多いようです。
・伸びた髪をくくる
・コテで巻いてごまかす
・お団子にまとめる
などなど。
とくに頭頂部で髪をまとめるお団子ヘアは、伸びた生際をカバーする効果もあるため一石二鳥です。
3.根元が伸びても大丈夫な髪色に染める
「カラーが落ちてきて根元が気になる」という方は、そもそも「色落ちがわかりづらい髪色で染めてしまう」という方法もあります。
根元の地毛が目立たない染め方としては
・グラデーションカラー(根元が暗いため目立たない)
・ハイライト(根元が暗いため目立たない)
・暗めのカラー(黒ではない)を入れ、徐々に地毛へ移行
などの方法がおすすめです。
4.訪問美容サービスを利用する
美容室に足を運べないという方には、自宅まで美容師が訪問して施術をおこなう「訪問美容サービス」もおすすめの手段です。
外に出る必要がないため、「家をあけられない」「外出ができない」という理由でサロンに行けない方に最適です。以下の章では「訪問美容サービス」について、より詳細な内容を確認していきます。
家に美容師が来る「訪問美容」とは?どんな人が利用できる?
先述したとおり「訪問美容サービス」とは、怪我や病気・育児といった事情でサロンへの来店が難しい方のために、スタイリストが自宅へと訪問して施術をおこなう美容サービスです。
以前までは「自宅療養が中心の高齢者の方が利用するサービス」というイメージが強かったものの、近年では様々な事情で外出が難しい、若い方の利用も一般的となりました。
【利用者の例】
・サロンへ足を運べない高齢者、要介護者の方
・怪我や病気でサロンへの訪問が難しい方
・産休や育児で外出が難しいお母さん
・ご家族の看病や介護で、自宅をあけるのが難しいご家族の方
・パニック障害やうつなど、心の病気で外出の難しい方
訪問美容師さんの中には、通常の美容院と掛け持ちで稼働されるスタイリストさんも多く、サロンと遜色のないトレンドを押さえたサービスを受けることが可能です。
【利用者の方の声】
初めての人や場所が苦手でパニックを起こす娘には、(美容院は)ハードルが高すぎる。困り果てて訪問美容という事業を見つけ、自宅に来てもらった。
バリアフリーというのはこういうことなんだなぁ。本当に助かった(ノ_<。)
先日、母が初めて訪問美容を利用☺
美容師さん、とても丁寧に対応してくださいました。美容院まで行くことが難しくなっても、すっきりきれいになって嬉しそうな母。
美容院に行かず「訪問美容サービス」を利用する流れ
訪問美容サービスでは、一切外出をすることなくサロン同様の施術を受けることが可能です。
予約から実際にサービスを受けるまでの、具体的な流れについて確認していきましょう。
1.訪問美容サービスを探し、予約する
まずは最寄りにある訪問美容サービスを検索しましょう。検索窓やGoogleマップなどに「訪問美容 地域名」といれて検索すれば、近隣の訪問美容サービスを簡単に見つけることができます。
ホームページやSNSに口コミ・施術時の様子を掲載しているサロンも多いため、心配な方は事前に目を通しておくと良いでしょう。
「ここにしよう」と決まったら、依頼したい日時と施術内容を決めてサロンへ予約の問い合わせを入れます。電話が苦手な方は、ホームページの問い合わせフォームから文章で予約するのもOKです。
また持病や体調面で心配なことがあれば、このタイミングで美容師に相談しておくと安心して当日に臨むことができます。
2.事前準備をする
訪問日時が決まったら、当日施術がスムーズにおこなえるよう部屋を整えておきましょう。
《事前準備を依頼される(可能性のある)アイテム》
・施術が受けられるスペース(2~3畳ほど)
・ふだん使っている椅子
・鏡を置くためのテーブル
・コンセント(ドライヤー等の使用のため)
・水回り(お風呂場や洗面所) ※シャンプーをする場合
その他、施術に必要となる道具類は、基本的に全て美容師が持参するため心配ありません。準備内容や当日の流れは予約時に美容師側から説明を受けられるため、安心して指示に従いましょう。
3.訪問・施術を受ける
当日、予約時間にスタイリストが訪問するため、部屋にあがってもらいます。施術前にはしっかりと養生シートを敷くため、部屋が汚れる心配はありません。
施術内容はヘアカットやシャンプー、訪問美容師によってはカラーやパーマ等を依頼できるサロンもあります。
また洗髪は自宅のシャワーでおこなう場合もあれば、移動式のシャワー台を持参する美容師さんもいらっしゃいます。
4.掃除・片付け
施術後は掃除機やほうきを用いて、スタイリストが丁寧に掃除・片付けをおこないます。
カットした髪の毛や施術中のゴミはすべて美容師が回収し自宅に持ち帰るため、利用者の方がごみ処理をする必要はありません。
5.お支払い
訪問美容師さんに料金をお支払いし、すべての流れが完了です。
「この美容師さん、すごく良かったな」という場合は、このタイミングで数カ月先の予約を済ませておくのも良いでしょう(もちろん無理に入れる必要はありません)。
まとめ
今回は「美容院に行けない」という皆さんの口コミ調査にはじまり、しばらく美容院に行けない場合の対処法や、その選択肢の1つである「訪問美容サービス」について解説いたしました。
髪の手入れが行き届けば、気分も明るく前向きになります。ぜひ無理のないやり方で、あなたの「美容院に行けない」事情をストレスなく、上手に乗り越えていただきたいなと思います。
関西で活動するGOCHOKIは、訪問美容サービスを専門としたオウンドメディアです。「訪問美容に興味があるけど、利用することに抵抗がある」という方のために、毎月役立つコラムを配信しています。
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