ブランクから復帰して美容師になる時のポイント3つ!オススメのサロンや働き方
「出産や育児で美容師を辞めたけど、復帰したい」
「一度違う仕事をしてみたけど、やっぱり美容師に復帰したい」
など、なんらかの理由で現場を離れたけど、もう一度美容師として働いてみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
ここでは、ブランクがある美容師が復帰する方法3つや、復帰後に働くのにオススメのサロンについてお伝えします。
また合わせて、美容師の経験を活かすことができる6つの職業についても紹介します。
Contents
ブランクがあっても美容師に復帰できる?
まず、美容師はブランクがあっても復帰できる職業です。
美容師が職場復帰しやすい理由には、美容業界が人手不足であることが挙げられます。
また、国家資格の美容師免許を持っており、美容師の経験があるのであれば、ブランクがあっても十分再就職できる可能性があるでしょう。
例えば、美容師求人サイトのJOBOONでは「ブランクのある方も歓迎」と書かれた求人を多数見つけることができます。
ブランクを解消しながら美容師に復帰する方法3つ
ブランク後に美容師として復帰する場合、「現場の雰囲気を忘れてしまっている」「接客やカットについてうろ覚えになっている」といったことが心配になると思います。
ここでは、そういった不安を少しずつ解消できる「美容師に復帰する方法」を3つお伝えします。
①アシスタントとして働いてみる
ブランクが長ければ長いほど、美容師としての接客やカットのやり方について忘れてしまっているものです。
スタイリストとして復帰することに不安がある方は、まずはアシスタントとして働いてみましょう。
そうすることで、スタイリストの人たちの動きを見ながら、昔の自分の働き方を思い出していくことができます。
②派遣など、短期の仕事をしてみる
いきなり正社員の美容師として復帰することに不安がある場合、美容師派遣サービスなどを利用して短期の仕事をしてみるのも選択肢のひとつです。
美容師派遣サービスでは、働くサロンや仕事内容、労働時間などもある程度自由に選ぶことができます。
なので、まず短期で美容師の仕事をしてみて「自分がどのくらい美容師の仕事を覚えているのか」「復帰できそうかどうか」をチェックしてみるとよいでしょう。
③美容師のセミナーや講習に参加する
ブランク後に復帰する美容師が不安に思うこととして「流行やトレンドの変化」があります。
美容業界は最新の流行が常に変化していく業界なので、少しのブランクでその時の流行・トレンドが分からなくなってしまいます。
なので、今の流行やトレンドを把握するためにもセミナーや講習会に参加してみることをオススメします。
現役で働いている美容師から学ぶことで、ブランクの不安を払拭することができるでしょう。
美容師復帰にオススメのサロンのチェックポイント3つ
復帰するサロンを選ぶときに、押さえておきたいチェックポイントを3つお伝えします。
①教育制度・研修制度がある
ブランクがあり、自分の接客や技術に不安がある場合は、教育・研修制度がしっかりしているサロンを選びましょう。
そうすることで、現場に立つ前に美容師の感覚を取り戻してから接客することができます。
②時短勤務ができる
ブランクの理由が出産や育児の場合、アルバイトやパートタイムなど、短時間勤務を選ぶことのできるサロンを選ぶのがオススメです。
そうすることである程度、子どもの体調不良や学校行事などの予定に対応しながら働くことができるでしょう。
また、同世代のママ・パパが多く働いているサロンであれば、子育てに理解を示してもらえる可能性が高いです。
③育児中の美容師が働きやすい営業形態や制度が整っている
最近は「託児所を併設している」「土日祝に休める」「営業時間が17時まで」など、子育てしている美容師にとってありがたい営業形態を取っているサロンもあります。
そういった営業形態や育児サポート制度のあるサロンであれば、家庭と仕事を両立しながら美容師として復帰していくことができるでしょう。
美容師免許を活かした、サロン以外の働き方6つ
美容師としてブランクがある場合、サロン以外の働き方を検討することも可能です。
ここでは、美容師免許を活かして働くことのできる働き方を6つご紹介します。
①アイリスト
②訪問美容師
③ネイリスト、エステティシャン
④美容メーカー
⑤ブライダル
⑥アパレル
①アイリスト
アイリストは、まつ毛エクステンション(マツエク)やまつ毛パーマをお客様に施し、目元を美しくする職業ですが、美容師の資格が活かせる転職先のひとつに挙げられます。
なぜなら、アイリストは現在、美容師免許が必須の職業となっているからです。
美容師の仕事とも共通する「お客様の希望に合うデザインを考えて、実現したい」という思いを持っている方であれば、アイリストは有力な選択肢のひとつとなるでしょう。
②訪問美容師
美容師には「美容室で働く」という選択肢の他に「訪問美容で働く」という選択肢もあります。
訪問美容とは、高齢や病気などで自力で外出が難しい方の自宅・施設に訪問してカット・カラーなどを行うお仕事です。
美容室での仕事と違い、予約の入っている時間にお客様の自宅や施設を訪問し、施術する働き方になります。
美容室で働くよりも拘束時間が少ない働き方なので、少しずつ復帰していきたい方や労働時間を自分で調節したい方には向いている働き方といえるでしょう。
また、お客様に高齢の方が多いので、その点でも通常の美容室業務との違いがあります。
「上記のような条件が自分に合いそうだ」と思う方はぜひ、訪問美容師を選択肢のひとつにしてみてください。
訪問美容師についてさらに詳しくは、以下の記事に記載されています。
<関連記事>
知っておきたい訪問美容師のメリット・デメリット| 収入の話や活動の始め方も解説
訪問美容師の給料はどのくらい?サロンワークとの比較や給料アップの方法も
アシスタントからでも訪問美容師になれる?具体的な方法・訪問美容の始め方を解説
③ネイリスト、エステティシャン
美容師の仕事と同じく、サービスを提供してお客様に喜んでもらう仕事として、ネイリストやエステティシャンも挙げられます。
ネイリストの場合、美容師の美的センスやデザインセンスを活かして働くことが可能です。
また、エステティシャンの場合、美容師とは少し方向性が違いますが、エステというサービスを通して「お客様に綺麗になってもらう」「お客様に喜んでもらう」ことができるでしょう。
どちらも国家資格などは必要ありません。
入社後の研修や民間資格の取得などでキャリアアップをしていくことができます。
④美容メーカー
美容商品の開発や製造、営業、販売などを行う美容メーカーも、転職先として考えられる職業のひとつです。
美容師としてさまざまな美容商品を使っていた経験や、お客様のカウンセリングをしてきた経験が活かせるでしょう。
⑤ブライダル
ブライダルも、美容師のスキルや経験を活かして働ける業界のひとつです。
結婚式場では、ブライダル美容師がヘアアレンジ、メイクなどを行います。
ヘアアレンジでは美容師の経験やスキルが求められます。
また、メイクも「お客様を綺麗にする」という点では美容師の仕事に似た目的を持っているといえるでしょう。
⑥アパレル
アパレル業界では、美容師の美的センスやおしゃれに対する感度の高さが活かせるでしょう。
特に、アパレル業界はトレンドを追う力が求められるので、トレンドに強い方は向いている可能性が高いです。
また、アパレル業界は、接客スタッフだけでなく、スタイリスト、バイヤー、デザイナーなどさまざまな職種があるので、幅広い選択肢の中から次のキャリアを選び取っていくことができます。
まとめ
ここまで「ブランクを解消しながら美容師に復帰する方法3つ」や「美容師復帰にオススメのサロン」についてお伝えしました。
また、ブランク後のキャリアの選択肢として、アイリストや訪問美容など「美容師の経験を活かせる職種6つ」も紹介しました。
ブランクからの復帰には不安を感じる方が多いと思います。
ですが、不安を解消しながら少しずつ復帰していく方法もありますし、美容師経験を活かせる別の働き方を選ぶこともできます。
ブランクを経て、あなたがより良い形で復帰していくために、この記事の情報が役立てば幸いです。
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訪問美容についてご興味のある方は、ぜひ参考にしてください。