高齢者にオススメの気分転換は?3種類の方法や認知症・うつ予防、運動機能向上について
親の介護をする中で「高齢者に向いている気分転換にはどのような活動があるのだろう」と思ったことはありませんか?
高齢になると身体の機能が少しずつ衰えていきますが、日常の中に気分転換を取り入れることで認知機能や運動機能の向上が期待できます。
ここでは、高齢者にオススメの気分転換方法3種類とその効果をお伝えします。
Contents
高齢者にオススメの気分転換方法
高齢者の方にオススメの気分転換方法は、以下の3種類です。
①身体を動かす気分転換方法
②頭を使う気分転換方法
③リラックスできる気分転換方法
それぞれの方法について、具体的な内容と効果をお伝えします。
①身体を動かす気分転換方法
身体を動かす気分転換方法には、以下のようなものがあります。
ラジオ体操
散歩
外出
園芸
家庭菜園
など
ラジオ体操や散歩、外出は全身を使った運動となるので、運動不足解消や体力向上といった効果があります。
全身運動が可能な場合は、こういった気分転換を習慣化できるとよいでしょう。
親の身体機能の状態から全身運動が難しい場合は、園芸や家庭菜園など、無理なく可能な範囲でできる活動を選択しましょう。
日常の中で少しでも身体を動かすことで、身体機能の維持によい効果が期待できます。
親が好きだった活動や趣味などを聞いて、それらを取り入れた活動を考えてみるのもよいでしょう。
また、誰かと一緒に外出したり、土や植物に触れることには、孤独感の緩和といった効果も期待できます。
<「外出」の注意点>
外出するとき特に気をつけたいのは、熱中症や脱水です。
水分補給や塩分補給をこまめに行い、暑い日には日傘や帽子を着用しましょう。
また、行程の事前チェックも欠かせません。
親の認知機能・身体機能に合わせて「トイレの場所の確認」「(車椅子を使う場合)車椅子用トイレの確認」「訪問先のバリアフリー対応の確認」「食事する場所のメニューや椅子の有無などの確認」をする必要があります。
こうした身体を動かす気分転換は介護者の負担が大きくなりがちなので、できれば介護保険サービスなども組み合わせて利用しましょう。
介護保険サービスのひとつであるデイサービスでは、身体を動かすレクリエーションなども行っています。
「介護保険サービスを利用するために、何をどこに相談したらいいかわからない」という方は、まずお近くの地域包括支援センターに相談してみてください。
社会福祉士やケアマネージャー、保健師が、介護に関する総合的な相談に乗ってくれます。
詳しくは「介護しながら働くことはできる?仕事を続けるための支援・サービスを紹介」をご覧ください。
介護を続けていくには、介護する人の負担が重くなりすぎないように注意することが大切です。
介護者の休息(レスパイトケア)については「在宅介護のために外出できない介護者の方へ|利用できるサービス5選」をご覧ください。
参考:厚生労働省「どんなサービスがあるの? – 通所介護(デイサービス)」
②頭を使う気分転換方法
頭を使う気分転換には、主に以下のようなものがあります。
手芸
お菓子作り
小物の制作
書道
生け花
ぬりえ
折り紙
なぞなぞ
トランプ
など
頭を使う気分転換は脳の活性化に繋がるので、認知機能向上や認知症やうつ病予防の効果が期待できます。
また、指先の運動機能を高める効果もあります。
これらの活動には指先を使うものが多いので、身体を動かすことが難しい高齢者の方でも取り組むことができます。
多人数で一緒に取り組めば、コミュニケーションの機会にもなるでしょう。
もし上記した例では難しさが物足りないという場合には、将棋、チェス、麻雀、クロスワードなど、さらに難易度が高く、頭を使うものもあります。
「折り紙やトランプなどでは退屈していそう」と感じる場合、将棋やチェスなどを提案してみるのもよいかもしれません。
③リラックスできる気分転換方法
リラックスできる気分転換には、主に以下のようなものがあります。
音楽を聴く
カラオケ
ヨガ
瞑想
深呼吸
散髪
ハンドマッサージ
アロマセラピー
アニマルセラピー
森林浴
など
高齢者の方は、自分が年齢を重ねたことで「できていたことができなくなっていく」状況に強いストレスを感じていることが少なくありません。
ここで紹介したような気分転換方法を取り入れれば、そういった日々感じるストレスを少し軽減することができるでしょう。
また、ヨガや森林浴、アニマルセラピーやカラオケなどは、身体も動かしながら取り組むことができるものなので、リラックス効果だけでなく身体機能向上の効果も期待できます。
<プロの美容師に散髪に来てもらう「訪問美容」>
認知症や歩行困難などで美容室へ足を運ぶことが難しい方のところに、プロの美容師が訪問して散髪を行ってくれる「訪問美容」というサービスがあります。
訪問美容では、自宅だけでなく、老人ホーム、介護施設にも訪問してもらうことができます。
その施術内容は散髪だけでなく、白髪染め、カラーやシャンプー、トリートメントなど、通常の美容室とほとんど変わりません。
そのため、訪問美容を利用してプロの美容師に施術してもらうことで、まるで美容室に行ってサービスを受けているかのようにリラックスすることができるでしょう。
訪問美容については「高齢者のヘアカットで助かる訪問美容とは?使い方や料金、実際の利用シーンを紹介」をご覧ください。
まとめ|適度に気分転換を行うことには多くのメリットがある!
このコラムで紹介したような気分転換を取り入れることは「認知症、うつ病の予防」「運動機能の向上」「孤独感の緩和」など、多くのメリットがあります。
ぜひ、親が好きだったことや、元気だった頃の趣味をヒントに、どんな気分転換をしたいか聞いて、話し合ってみましょう。
気分転換方法を取り入れるとき、「ちょっと負担が大きいな」と感じることもあるかもしれません。
その時はぜひ、地域包括支援センターに相談して、介護保険サービスを利用しましょう。
地域包括支援センターなど、介護の相談ができる相談先については「介護しながら働くことはできる?仕事を続けるための支援・サービスを紹介」をご覧ください。
あなたも親も、適度に気分転換を取り入れ、無理しすぎずに生活していくことができる環境を作っていきましょう。
当サイト「GOCHOKI」では、訪問美容に関する内容の記事を多数掲載しています。
訪問美容に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。