美容師としての5つの働き方!それぞれの特徴とメリット・デメリットをご紹介
「美容師として働いているけど、将来性が気になる」「美容業界での働き方に疑問を持っている」という方は少なくありません。
特に自分のキャリアを考えたときに「今後、美容師としてどのように働いていくのか」ということは、大きなテーマとなるでしょう。
ここでは「美容業界の現状から考える、美容師の働き方の変化」と「美容師の働き方5選」をお伝えします。
あなたのキャリア選択の参考にしてもらえたら幸いです。
Contents
美容業界の現状から考える、美容師の働き方の変化
美容室の数は、1995年からずっと右肩上がりに増えており、2023年には27万4,070店舗となっています。
店舗や美容師の数は増え続けている美容師業界ですが、利用者層は少しずつ変わってきています。
主な変化は、高齢者の増加です。
現代日本では高齢化が進んでおり、2025年には全人口の約18%が75歳以上、2040年には全人口の約35%が65歳以上になると推計されています。
美容師として今後も働き続けていく場合、割合が増加している高齢者を顧客とする訪問美容師といった働き方も選択肢のひとつとなるでしょう。
→ 訪問美容師になるには?必要手順を5項目で解説(働き方や資格・営業方法など)
美容師の働き方5選|特徴とメリット・デメリット
美容師といっても、その働き方はさまざまです。
ここでは、以下の5つの働き方と、それぞれの一般的なメリット・デメリットについて紹介します。
①正社員
②アルバイト
③フリーランス
④訪問美容師
⑤オーナー
①正社員
美容室に雇われてフルタイムで働く「正社員」という働き方は、美容師として生計を立てていくときの一般的な働き方のひとつでしょう。
正社員で働く美容師の一般的な給与は、300〜350万円と言われています。
正社員として働く主なメリット・デメリットには、以下のようなものがあります。
※美容室によって異なる場合があります。
<メリット>
・月給制(固定給)のため収入の変動が少ない
・賞与がある
・福利厚生がある
・研修など、スキルアップの機会がある
・売上に応じたインセンティブがある
・税金や保険料の納付は雇用主に任せられる
・店長やディレクターなど、職場内の上のポジションを目指すことができる
<デメリット>
・日中フルタイムのため、労働時間が長くなりやすい
・土日祝出勤のため、友人と休みを合わせにくい
正社員として働くことで、月の収入を確保しながらスキルアップしていくことができます。
一方で、労働時間が長い、休みが取りにくいといった側面もあります。
②アルバイト
「労働時間を調整したい」「長時間労働はできないが、美容師として働き続けたい」といった場合、アルバイトという選択肢があります。
アルバイトだと、週に2〜3日出勤した場合、100万円前後の年収になることが多いでしょう。
アルバイトの主なメリット・デメリットには以下のようなものがあります。
※美容室によって異なる場合があります。
<メリット>
・給与は時給制
・休みを取りやすい
・自分のペースで働くことができる
・残業がない
・時短で働ける
・インセンティブがある職場もある
・勤務日数が所定時間を超えれば、受けられる福利厚生がある
<デメリット>
・土日祝の勤務を頼まれることが多い職場もある
・勤務時間によっては福利厚生がない
・給与アップやスキルアップについて、正社員が優先されることがある
・賞与がない
アルバイトとして働くことで、自分のペースを保ち、休みも確保しながら働くことができます。
ただし、その分収入は低くなることが考えられます。
③フリーランス
美容師としての働き方には、フリーランスで働くという選択肢もあります。
フリーランスで働く場合、「面貸し」「業務委託」「シェアサロン」の3つの形が考えられます。
フリーランスの収入は人によって大幅に異なりますが、人気のある美容師であれば正社員時代よりも多くの収入を得ている人もいます。
フリーランスのメリット・デメリットには、主に以下のようなものがあります。
※美容室によって異なる場合があります。
<メリット>
・働く時間や休日を自分で設定できる
・美容室を掛け持ちできる
・一人一人のお客様にしっかり向き合える
・一人仕事のため、人間関係の問題が起きにくい
<デメリット>
・収入が不安定になる
・仕入れを自分でする必要がある
・集客を自分でする必要がある
・トラブルの対応も自分でする必要がある
フリーランスとして働くためには、自分ひとりで集客ができる必要があります。
ですが、ある程度集客ができるようであれば、勤務時間や休日を自分で決めて働くことができます。
フリーランスの働き方の3つの形「面貸し」「業務委託」「シェアサロン」については、詳しくは以下をご覧ください。
→ フリーランス美容師の集客方法7つ|成功するために押さえたいポイント
→ 面貸しと業務委託の違い!フリーランス美容師の働き方や給与相場
④訪問美容師
出張してお客様に美容サービスを提供する働き方として「訪問美容師」があります。
訪問美容とは、高齢や心身の不調・育児出産など何らかの原因で美容室へ足を運べない方のために、美容師がお客様の自宅や施設へ訪問し、ヘアカットやカラーなどのサービスを提供する仕事です。
訪問美容師として働くメリット・デメリットは、以下のようなものが考えられます。
※職場によって異なる場合があります。
<メリット>
・今後さらなるニーズの増加が期待できる
・依頼を受けて出張する働き方のため、拘束時間が短い
・時間の融通が効きやすい
・美容室と掛け持ちすることもできる
・高齢の方や介護の必要な方への接客スキルを身につけられる
<デメリット>
・依頼が少ないと収入も少なくなる
・カットやカラー以外に、高齢の方や介護の方に接するスキルを学ぶ必要がある
訪問美容師は、高齢化の進む日本において、需要の増加が予想されている働き方です。
高齢の方や介護の必要な方が主な顧客層になるので、これまでとは異なるスキルが必要な側面もありますが、「お客様を美しくして、喜んでもらう」というところは一般的な美容師と変わりません。
→ 訪問美容師になるには?必要手順を5項目で解説(働き方や資格・営業方法など)
⑤オーナー
最後に、経験や技術は必要ですが、開業して美容室のオーナーとして働くという働き方もあります。
美容室オーナーとして働くメリット・デメリットには、以下のようなものが考えられるでしょう。
<メリット>
・勤務日や休日などを自分で決められる
・経営方針を自分で決められる
・人気店となれば、高い収入が得られる
・スタッフの育成ができる
<デメリット>
・多額の開業資金が必要になる
・毎月の経費の支払いが発生する
・経営に伴う税金や保険料の納付などの事務仕事をこなす必要がある
・トラブルの対応を全て自分でする必要がある
・雇っているスタッフの責任を持つ必要がある
オーナー美容師というと収入が多いイメージですが、お店を開業する時には多額の開業費用がかかります。
オーナーとして美容室を経営し続けていく場合、美容師としてのスキルと実績、集客力、経営知識が必要です。
「開業できるほどのスキルや知識はまだないな…」と思われる方は、社員やアルバイトで経験を積むか、フリーランスや訪問美容師として働いてみてからオーナーを目指すことをオススメします。
美容室の開業にかかる費用などについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
→ 美容師として独立するのによいタイミングはいつ?開業費用、収入相場も解説
まとめ
ここまで「美容業界の現状から考える、美容師の働き方の変化」と「美容師の働き方5選」をお伝えしました。
どの働き方にもそれぞれのメリット・デメリットがあります。
あなたが望む働き方や、あなたの求めるキャリアプランに合うものはどれか、ぜひ検討してみてください。
また、記事中で紹介した「訪問美容師」について、当サイト「GOCHOKI」では、訪問美容師になりたい方に役立つ内容の記事を多数掲載しています。
訪問美容に興味がある美容師さんは、ぜひ参考にしてください。